今回は、アトリエRAUM設計・弊社施工の府中市のH邸をご紹介します。
当たり前のように安心して暮らせる家。それを追求したい建て主Hさんの思いに、設計士、職人、そして弊社社員がつながって、完成しました。
「120%の出来!」は、みんなの思いの結晶です。
“石橋を叩いても渡らない”という超慎重派のHさんと大雑把な設計者(私)との家づくり顛末記は1冊の本になる位でした。
太陽高度に始まり断熱機能、構造強度、仕上げ材や塗装の色など…。お勉強熱心な建て主は次から次へと難問を出してくるのです。それを一つ一つクリアしながらも自分のポリシーである“光と風と水にこだわって、つくりすぎず飽きのこないほっとできる空間づくり”を守り、できあがった家に「120%の出来です」の言葉をいただきホッ!
限られた空間を使いきることにこだわり抜いた家ですが、実は本当にこだわったのは、生活する場としての基本を大切にしてくれる方に家づくりをお願いすることでした。
設計士さん、工務店さんにはとても恵まれました。施主の超スローペースに辛抱強く合わせて頂けたことも。住みはじめて、思い描いたことが充分に活かされていること、それと同じくらい、当たり前のように安心して暮らせるということの有難さを感じています。本当にありがとうございました。